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2019年6月に発表された厚生労働省の調査によると、パワハラに関する相談件数は過去最高を更新、パワハラに関する事件も相次いで起きています。
パワハラについて法的な研修をしている企業も増えているものの、その効果は限定的なものになっているようです。なぜなら、頭では理解していても、感情がついていかずにやってしまうというパワハラが後を経たないからです。
当会が2019年9月に行った“怒りとパワハラの関係性”に関する調査によると、パワハラ加害者の実に85%以上がイライラしていたということがわかっています。
パワハラ防止のためには、法律の理解と怒りの感情と上手に付き合うためのスキル(アンガーマネジメント)が車の両輪の輪として機能することが非常に重要です。
当会の代表理事である安藤俊介が厚生労働省の「職場のパワーハラスメント防止対策についての検討会」の委員に招聘されたことからも厚生労働省がアンガーマネジメントをパワハラ防止に役立つものと認識している証左と言えるでしょう。
また、厚生労働省が運営する「明るい職場応援団」で公開されている「職場のパワーハラスメント対策取組好事例集」では紹介されている50社中6社がアンガーマネジメントをパワハラ防止のために導入しています。
そこで本講座では、基礎的な法的知識に加えて、アンガーマネジメントを学ぶことでどのようにパワハラ防止につなげられるのか、その考え方、具体的なテクニック等を学んでいただきます。
人がお互いに人権を尊重しあい、誰もがいきいきと働ける職場づくりができるようになるために、アンガーマネジメントの専門家の立場から、アンガーマネジメント的なチームビルディング、組織づくりのあり方に重点を置いて、お伝えする講座です。
次の方にオススメ
- 企業で人事、総務、管理職をされている方
- 職場での人間関係に課題を抱えている方
- 職場での人間関係を良好に保ちたいと考えている方
- アンガーマネジメント的チームビルディングを学びたい方
内容
- パワーハラスメントとは
- パワーハラスメントの6類型
- パワーハラスメント法制度の動き
- パワーハラスメントに関するアンケート調査結果
- パワーハラスメントを防止するために
- アンガーマネジメントとは
- 私たちを怒らせるもの
- 怒りが生まれるメカニズム
- アンガーマネジメント的組織づくり
- アンガーマネジメントによるパワーハラスメント防止の効果 etc.
引用
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
https://www.angermanagement.co.jp/